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     多国籍企業にとって、ビジネスを物理的、地理的に拡大することのみならず、事業基盤を置く諸外国の地域社会に受け入れられることが近年ことさら重要になってきています。そこで、現地社員はもとより地域社会全体との相互理解を育む方法を言語教育に見出す企業が出てきました。 
     
     以下、YDMを利用して日産自動車株式会社が取り組んだ日本語教育プロジェクトの試みを例に、その過程と成果を紹介します。 | 
   
  
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        | YDM教授法講座により、社内で日本語教育のできる人材を育成する。 |  
        | その人材に、国内の外国人社員、海外の現地人社員の日本語教育を担当させる。 |  
     
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        | 「横山式日本語ダイレクトメソッド」(テキスト全7巻/カセットテープ6巻) |  
        | 「初心者のためのかな入門」 |  
     
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    | YDM日本語教授法講座 | 
   
  
    
        | 実施日:1990年1月10日
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        | 講 師:横山信子 
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        | 受講者:60歳以上の日産自動車社員(元エンジニア) 8人 
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    | YDM日本語講座 | 
   
  
    
        | 期 間:1990年2月19日〜5月16日
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        | 講 師:教授法講座を受講した社員8人 
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        | 受講者:労働省より招かれたタイ人、インドネシア人、マレーシア人技術研修生17人 
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    成 果  | 
   
  
    
        | YDM教授法講座を受講した日本人社員は、その後の日本語講座でアジア人研修生に計5,395の単語と2, 869文字の漢字を教えた。
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        | YDM日本語講座を受講したアジア人研修生は、初歩の日本語をマスターし、その後工場で20ヶ月にわたる社内研修を日本語で受けることができた。 
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    | YDM日本語教授法講座 | 
   
  
    
        | 実施日:1990年11月14日
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        | 講 師:横山信子 
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        | 受講者:現地駐在日本人社員10人 
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    | YDM日本語講座 | 
   
  
    
        | 期 間:1990年11月〜1991年1月
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        | 講 師:日本語教授法講座を受講した日本人社員10人 
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        | 受講者:現地メキシコ人社員200人 
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    | 成 果 | 
   
  
    
        | 教授法を受講した現地日本人社員は、 1クラス5人のメキシコ人グループに日本語を教え、その後2ヶ月にわたり計200人の現地人社員に日本語教育を行った。
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        | 日本語講座を受講したメキシコ人社員は、初歩の日本語をマスターした。 
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        | YDMで初歩の日本語をマスターしたメキシコ人社員は、その後日本の自動車工場で3ヶ月間の専門技術研修を受けてからメキシコに戻り、5,000人もの現地人労働者の従事する生産ラインの監督などの職に就いた。 
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